培った技術をつなぐため。Consulting

  • 水耕栽培の導入

    当社代表の山根基広は地元七飯町の酪農業からはじまり、長年にわたって水耕栽培の研究を行ってきました。開発した独自の単一養液と循環システムは七飯町の株式会社アプレ在籍時に大型プラントとして実現し、当時は一つのハウスで1品種しか育てられないとうのが常識だった水耕栽培で多品目生産を可能とし、道南を中心に高品質の野菜を多く流通させてきました。水耕栽培の工場はおもに自然エネルギーを熱源に稼働させており、電力は太陽光発電システム、温泉熱と地中熱を用いた暖房、井戸水を使った冷房システムで室内の温度を生育に最適な18〜20度に保ちます。プラント内部は微生物をコントロールすることで、水の不純物を分解し、半永久的に循環させます。国連が提唱するSDGsに基づいた持続可能な事業として大手企業や自治体も導入している野菜の水耕栽培。当社ではこの独自の技術を使った水耕栽培システムのノウハウを農家や自治体、企業に提供する技術移転を行っています。さらに生産された野菜を商品化し流通させるための6次産業化のビジネスプランもご提案しています。

  • 6次産業化をサポート

    水耕栽培は土壌栽培と違って虫がつきにくく、化学肥料も使用しません。安全安心な無農薬野菜としての付加価値がありブランディングも可能です。気候変動に影響されないため生産性は高く、土地の大きさにかかわらず大量生産も可能です。ひとつの作物に対して約20日間という短期間で収穫の目安となるため供給が安定し、加工・流通・販売を生産者が一括で行うことも夢ではありません。この6次産業化は若者の雇用創出にもつながり、地域の発展に寄与します。水耕栽培の作業環境もハウス内が主な仕事場なので暖かく、従来の農作業に向けられたマイナスイメージを伴いません。技術の進化で農業の形もより合理的でスマートに変わりつつあるのです。当社では農業をひとつのビジネスとしてとらえ、既存農家の経営課題を解決し、地域の特性を活かした事業計画をサポートします。

  • 技術革新の未来

    当社のプロジェクトを実現するため、多くの企業や研究機関と情報交換および技術研鑽を行っています。地球環境の保護とグローバルな農業を推進するため、産学官連携で新しい技術を開発しようと切磋琢磨しています。地域の未来のため、ともに汗を流す心強いパートナーです。

協力会社・大学

  • 公立はこだて未来大学 [スマート農業・データ解析・AI]
  • 有限会社ティーアンドパルス [設計・開発許可・補助金申請・行政関係全般]
  • フツタ設備技研株式会社 [給排水設備工事全般]
  • 都市電気株式会社 [電気工事全般]
  • キング砥石株式会社 [エアレーション資材]
  • 有限会社イーテック [栽培ベッド・架台・フロート・ポット]
  • 土谷特殊農機具製作所 [バイオガス発電・搾乳ロボット]
  • MIZUHO [カードンオフセット]
  • 山陽電子工業株式会社 [CO2回収装置]
  • 株式会社仁光電機 [LED・UV222]
  • 北海道システム開発株式会社 [自然エネルギー・熱交換・冷房]
  • 小柳協同株式会社 [天敵・農業資材]
  • ウエルサービスアンドコンサル [温泉・水井戸]
  • 株式会社三栄冷暖工業 [冷蔵庫・冷凍庫]
  • 株式会社柴田土建 [整地・各業者の下堀り]
  • 株式会社SCF [農産物生産]